監督:佐々部 清
主演:西田 敏行 渡辺 謙
製作:東映
公開年:2002年
全く予期せずしていい映画に出会うことはしばしばあることですが、僕にとってこの作品はそんな感じの出会いでした。たまたま古本屋で本を探していたところ佐藤正明著『陽はまた昇る』が目に付き購入。そのままレンタル屋に行ったら同名タイトルの映画に出会い見ることに決めました。
内容も非常によくできていて所謂VHSとbeta戦争が描かれていました。当時はまだ家庭での2時間録画というものがなく、それを可能にしたのが日本ビクターが開発したVHSなんですね。
同じサラリーマンとして西田敏行の夢を持ち最後まで諦めない姿勢に羨ましさを感じました。映画のワンシーンで西田敏行が部下に対してVHSが広く世界の家庭に普及し家族が録画したビデオを見ていることを想像するとそれはすごいことじゃないかと言うシーンがありますが、本当にそういうことを想像しながら仕事ができる事はすごいことです。
最近では日本のメーカーも韓国のメーカーに席巻され明るい話題がありませんが、もう一度この時代のように活力ある指導者・企業が出てくればと思います。
とういうことで、この映画は忘れていた何かを少しでも思い出せてくれたということで・・・
点数:80点
0 件のコメント:
コメントを投稿